北国のお花見はソウルフードのジンギスカンで決まり!

私の住んでいる北の大地では、桜の開花は4月の下旬~5月の初旬くらいです。ちょうど大型連休に当たるので、その時期はお花見客たちで賑わいます。でもこの時期は花冷えの季節でもあるので、毎年気候が若干不安定でもあります。私の住んでいる地域でいくと例年通りならば、平均気温は12~13℃くらい、最高気温で17~18℃、最低気温が7~8℃といったところでしょうか。最低気温が10℃切るとなるとやっぱり寒いですよね。

数年毎くらいにすごい寒さがやってくるのもこの時期の特徴です。どのくらい寒いかって、猛吹雪になるくらいの寒さです。なのでうっかり衣替えを済ませてしまうと泣きを見ることになります。私の住居から1番近いお花見スポットは徒歩で30分ほどの公園です。神社とか動物園とか球場があるわりと大きな公園です。

でも、桜の名所かと言えば正直そんなに桜の花は多くはないと思います。(桜の他にライラックだとかアカシアとか北国らしい木もあったはず)決して桜の名所とは言いがたいこの公園ですが、お花見の時期になる大勢の人々が押し寄せます。愛でる桜が少ないのになぜ?

それは1年に1度この時期だけ、この公園内の一部エリアに限り特別火気使用可能期間とされているからです。なぜここまで火気使用が重要視されるのか?それは北国の民たちのソウルフード・ジンギスカンを食することができるからです。最近の子供たちはどうなのか定かではありませんが、私が子供の頃は外で食べるものと言ったらそれはジンギスカンを指していました。今はBBQとかアウトドアも多様化してきましたが、私の子供時代はとにかくらジンギスカンを食べていれば良かったんです。

ジンギスカンさえ食べておけば大丈夫、OK!それで正解だったのです。小学生の時に行われた炊事遠足でも、メニューはもちろんジンギスカンでした。しかもすでに家で野菜を切って持って行くので、遠足時にすることはご飯を炊くだけ。炊事遠足とはほぼ白米を炊くだけのものと言っても過言ではありませんでした。

北国の民たちにとってジンギスカンとは幼い頃から体に染み込んだ食文化そのもの、アウトドア=ジンギスカンなのです。因みに先程ご紹介した公園ですが、山が近いのでカラスが非常に多いです。そして江ノ島のトンビの如く人間の食べ物を狙ってきます。カラスは物怖じしなくとてもしつこいので、目を付けられると本当に厄介です。

だからジンギスカン花見の時には傘を持って行きます。傘でカラスを追い払いながら、ジンギスカンを食べるのです。なので結構疲れます。もちろん花は傘で見えません。でもそれでいいんです。何かしらの花が咲いている屋外でジンギスカンを食べる、それこそが北国のお花見なのです。